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リュントー(いなずま列車) 魂らしく走る綺麗なサラブレッド(5) [オリジナルストーリー]

8月3日・新潟2歳ステークスの前哨戦 ダリア賞が新潟競馬場で行なわれるというので、馬主たちは、挙って、新潟競馬場(新潟市・北区・笹山)に集いました。
まず、めい子さんは、妻 あけみさん・恒吉さん・ウイニーザ・プーさん(赤ちゃん・夫 須江さん、はあいにく漁の都合から応援観戦に出ていません、テレビかラジオで観戦します。)と一緒に、渡島総合振興局管内・北斗市・七重浜から、道南いさりび鉄道・道南いさりび鉄道線(キハ40形1700番台)で、木古内(上磯郡・木古内町)へ移動し、ここから、JR北海道・東日本 東北・北海道新幹線「はやぶさ」(E5系・H5)に乗り継ぎ、大宮まで移動、大宮でJR東日本・上越新幹線「とき」(E2系1000番台)に乗り継ぎ、新潟まででて、新潟からは白新線(E127 系・E129系・GVーE400系)で豊栄へでて徒歩または新潟交通バスで新潟競馬場へやって来ました、はじめての新潟競馬場での応援観戦です。

一方・加奈さんは、夫 利重さん・妻 頼子さん・繫美さん・ジェルディッアさん(幼児)と一緒で、石狩振興局管内・江別市・野幌えから、バスで新さっぽろに移動して、地下鉄・東西線で大通(いずれも、石狩振興局管内・札幌市)へきて、ここから連絡バスに乗車し新千歳空港へ移動し新千歳空港からの日本航空(ボーイング787形ジャンボジェット旅客飛行機)で新潟空港へ降り立ち、ここから新潟交通バスで新潟駅経由で新潟競馬場入りしました。

秀子さんは、夫 行俊さん・妻 襟子さん・志茂戸さん・幸子さんは、小樽港までバスで移動し、新日本海フェリー「あざれあ丸」(「らべんだああ丸」で運航する日もある。)で海路・新潟入りし、新潟東港から新潟競馬場までタクシーで移動して新潟競馬場入りします。

新潟競馬場は、新潟県・新潟市・北区・笹山にある日本中央競馬会が所有する、東北に2か所ある、競馬場で、福島県福島市にある福島競馬場とは海沿いにある競馬場であり、いろいろな、海の幸や洋食などがあるスタンドがあり、ニルス(Nils)の愛称で知られており、夏競馬の開催期間中、全国各地の馬主さんや競馬ファンで集まります。

8月の重賞競走には、農林水産大臣賞典・新潟記念や農林水産大臣賞典・新潟2歳ステークスが開催され、その時には、大勢の競馬ファンが押し推せます。

余談ですが、新潟競馬場のある、新潟県は、日本一の米どころで、コシヒカリ(こしひかり)・新之助などのうるち米のほか、黄金餅(こがねもち)などをはじめとするもち米が生産されていて、コシヒカリも魚沼産を筆頭に、新潟産・佐渡産・岩船産・頚城産などが生産され、北海道などの、全国各地に出荷されております。

もち米は、こがね餅を主力に、全国各地の製菓メーカーに卸されていて、あられとお煎餅に加工されて、流通しており、新潟県内でも、三幸製菓・栗山米菓・亀田製菓などの製菓メーカーがあり、いずれも全国的に流通しております。

日本海という、海も近いためか、南蛮エビ(北国赤海老・甘エビ)も取れるほか、鰤・鯛・イカなどの鮮魚も水揚げれていて、全国的に流通しております。

新潟県産の魚・米は地元で消費されるほか、東京・神奈川・千葉・茨城・栃木などの1都6県(北関東・東関東・南関東)などに出荷されたりしており、コシヒカリなどの米は、北海道へも鉄道・飛行機などで運ばれたり、関東1都6県(東京・神奈川・千葉・茨城・栃木)周辺の福島・山形・秋田県や近畿2府4県(大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山 北近畿・三丹・南近畿)及び周辺の福井・岐阜・鳥取・島根(山陰)・徳島・香川県(四国)の一部などには、ほとんど、トラックで高速道路経由で出荷されております、九州全域にも出荷するものもあり、全国的に流通しております。

めい子さんらは、ニルススタンドの2階にある、レストランでお昼ご飯を賞味します。

料亭一〆にきためい子さん・妻 あけみさん・恒吉さん・ウイニーザ・プーさん(赤ちゃん)は、天丼を賞味しました。

加奈さんは、イタリア軒・ニルスレストランで、イタリアンピッツアを賞味しました、夫・利重さん
・妻 頼子さん・繫美さん・ジェルディッアさん(幼児)と一緒で昼飯を楽しみます。

秀子さんも、夫 行俊さん・妻 襟子さん・志茂戸さん・幸子さんと一緒に、中華 ことぶき屋で、しょうゆラーメンを注文して賞味しております。

いよいよ、8月下旬に同競馬場で行われる、農林水産大臣賞典・新潟2歳ステークスの前哨戦、ダリア賞のパドックと呼ばれる、馬の下見所での周回をするので、めい子さんらは、馬主利用者証を携帯しているので、パドックと呼ばれる馬の下見所に入ります。

函館2歳ステークスの覇者・リュントー Lintyog=いなずま列車など、多くの出走馬が参戦しており、今回のダリア賞も混戦ムードの中、16頭の出走馬が参戦します。

めい子さんは、リュントー Linytogのご機嫌を伺っていました。

いよいよ、リュントー Linytogら、16頭の出走馬達が、馬道を通り、本馬場に入場します。

ダリア賞という、2歳馬対象の競走で、新潟2歳ステークスの前哨戦だけに、めい子さんも、リュントー Linytogの勝利は間違いないとみており、母で妻のあけみさんも、リュントー絡みの馬券を購入しに馬券発売窓口(勝馬投票券自動発売機がおかれている所)へ行って、漁の都合から応援観戦に出ていない、夫・須江さんの分まで、妻 あけみさんが購入します。

すでに返し馬に入り、感触を確かめては走っていた、リュントー Linytogら16頭の出走馬達は、スタート地点(競争の集合場所)まで行っておりました。

スタート地点に集まった、ダリア賞の出走馬・16頭は輪乗りを行い、ファンファーレを待っております。

正面スタンド前のスタート地点も輪乗りを行いゲートインを待っています。

ファンファーレが鳴り、ダリア賞のゲートインが始まります。

単勝1番人気は、5番のリュントーで、函館2歳ステークスの覇者が、果たして連勝するのか、4枠5番ゲートに入り、収まります。

半数近くがゲート内に収まり、最後の枠入りの馬も収まりました。

ゲートオープンと同時にダリア賞のスタートが切られましたが、9番のコルムプリンスが出遅れとなり、後方からの競馬になりましたが、他は綺麗な飛び出しを見せております。

1コーナーから、2コーナーへと進み、ほどなく、800mの標識を切りますが、先行争いに移ると、トウベツプリンスが先頭に立っております、2番手が並びかけの状態になっていて、ラブランズピレン・リュントー・ベニ二ッレ・ビエイコーン・ナカノカゲマサといった展開になっております。

3コーナーを過ぎ、4コーナーから直線コースを過ぎて、勝負に出ます。

ここで先頭を走っていた、トウベツプリンスがかわされ、ラブランズピレンが先頭に代わりましたが、 残り300mのところでリュントーがかわして先頭に立ち、2・3・4馬身差を広げました。

リュントーが、1着でゴールイン板を通過しました。

2着には、ラブランズピレンが、3着が以外にナカノカゲマサが、4着にベニニッレが入りました、5着入線は、ビエイコーン BIEI CORNに上がりました。

エマニュエルプリンセスNo2049「Neigh、やった、勝ったぞ、Owner(ご主人様)よ。」
ワニシノユメの2049「ヒヒ~ン、おのれ、また2着か、次走は決着をつけてやる。」
ヒステリッククイーンの2049「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、3着は立派だ、次走は勝利して見せる。」
ヒロオジョウオーの2049「ヒュヒュヒュ~ン、くやしいわ、これで連続4着、次回は勝利してやる。」
ナカフラノクイーンの2049「くやしい、5着はうまくいかない、次走は勝利したい。」

ダリア賞

1着・リュントー Linytog いなずま列車 
デンマーク・コペンハーゲン空港~オールボー間を結ぶ列車
父・インディペンデンスホール 母・エマニュエルプリンセス 牡・2歳 毛色・黒鹿毛
馬主・めい子さん 渡島総合振興局管内・北斗市・七重浜
生産者・ウインスターファーム(米国)
2着・ラブランズピレン Laveranz Pren
スウェーデン・ストックホルムを中心に運用された往年の列車名
父・ロードカナロア 母・ワニシノユメ 牡・2歳 毛色・鹿毛
馬主・加奈さん 石狩振興局管内・江別市・大麻
生産者・三嶋牧場(浦河)
3着・ナカノカゲマサ Nakano Kagemasa
東京都の地名+遠山左衛門景正より。
父・マスターフェンサー 母・ヒステリッククイーン 牡・2歳 毛色・青鹿毛
馬主・博一さん 胆振総合振興局管内・白老郡・白老町
生産者・様似共栄牧場(様似)
4着・ベニニッレ Benire
ノルウェーを走る列車
父・ルックストゥキル 母・ヒロオジョウオー 牝・2歳 毛色・青鹿毛
馬主・秀子さん 後志総合振興局管内・小樽市
生産者・フォレブルー(青森)
5着・ビエイコーン BIEI CORN 
美瑛トウモロコシ(美瑛町の名産品)
父・アニマルキングダム 母・ナカフラノクイーン 牡・2歳 毛色・青鹿毛
馬主・康秀さん 上川総合振興局管内・上川郡・美瑛町
生産者・本桐牧場(新ひだか)

めい子さん「おめでとう、リュントー Linytog=いなずま列車、良く走ったね。」
エマニュエルプリンセスNo2049「Neigh、Owner(ご主人様)勝利したぜ、ケンタッキー州・ヴァーセイルズ・ピスカパイクに勝利のいななきを聞かせたぜ、次走も、忘れずに応援してほしい、なあ、Owner(ご主人様)よ、エマニュエルプリンセスNo2049、Brururururururus!」
加奈さん「ラブランズピレン Laveranz Piren=スウェーデン・ストックホルムを中心に走った往年の列車 2着に敗れるなんて、これで3連敗になったのよ。」
ワニシノユメの2049「ヒヒ~ン、おのれ、これで3連敗を帰したのよ、次走は勝利してやる。」
博一さん「ナカノカゲマサ、3着に終わったが、入賞できたのは、立派だ、次走は勝利しよう!」
ヒロノサミコの2049「ヒュヒュヒュ~ン、なんで3着なんだよ、日高様似産馬復活させたかったのに、惜しい、次走は勝利して見せる。」
秀子さん「ベニニッレ Benire 4着と惜しかった、次走は勝利させよう、ベニニッレ Benire!」
ヒロオジョウオーの2047「ヒュヒュヒュ~ン、くやしいわ、なんで4着なんて、次走は勝利してやるわ、ヒロオジョウオーの2049!」
康秀さん「ビエイコーン BIEI CORN=美瑛トウモロコシ 5着と敗れたが、良く入賞できた、次走は勝利しよう、BIEI CORN BIEI CORN=美瑛トウモロコシ!」
ナカフラノクイーンの2049「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、次走は勝利させる、ナカフラノクイーンの2049!」

馬名由来
1着・エマニュエルプリンセスNo2049
須江さんがカミイソワカメ Kamiiso Wakame=渡島総合振興局管内・北斗市(旧・上磯郡・上磯町)の津軽海峡で取れる海藻類の名前を云ったのに対し、妻・あけみさんがツガルアップル Tsugaru Appel=津軽リンゴ 青森県名産のリンゴ)を、私とウイニーザ・プーさん(赤ちゃん)が、リュントー Linytog=いなずま列車 デンマーク・コペンハーゲン空港~オールボー間を結ぶ列車を、恒吉さんは、ヒサクネキノコ Hisakune Kinoko=久根別産きのこを名前にしたいと意見が分かれましたが、結局・最終的には、私・めい子さんとウイニーザ・プーさん(赤ちゃん)が命名したいとしておりました、リュントー Linytog=いなずま列車 デンマーク・コペンハーゲン空港~オールボー間を結ぶ列車に馬名が決まりました、外国産馬・関西馬 生産者・ウインスターファーム(米国)
2着・ワニシノユメの2049
加奈さんが、夫・利重さん、妻・頼子さん・繫美さん・ジェルディッアさん(幼児)と一緒に話し合い,ラブランズピレン Laveranz Piren=スウェーデン・ストックホルムを中心に走った往年の列車名を制定しました、北海道産馬・関東馬 生産者・三嶋牧場(浦河)
3着・ヒステリッククイーンの2049
博一さんが、ナカノカゲマサ Nakano Kagemasa=中野 東京都の地区名+遠山左衛門景正よりで登録しました、北海道産馬・関東馬 生産者・様似共栄牧場(様似)
4着・ヒロオジョウオーの2049
秀子さんが、夫 行俊さん・妻 襟子さん・志茂戸さん・幸子さんが、ベニニッレ Benire=ノルウェーを走る列車で馬名を登録しました・青森県産馬・関東馬 生産者・フォレブルー(青森)
5着・ナカフラノクイーンの2049
康秀さんが、ビエイコーン BIEI CORN=美瑛トウモロコシ(美瑛町の名産品)で登録しました、北海道産馬・関東馬 生産者・本桐牧場(新ひだか)

検体採取所に上位入賞馬が、おしっこ(尿)を採取した結果、禁止薬物は見つかりませんでしたが、8着馬から禁止薬物が見つかり、この馬のみ出走停止にしました。

1着・リュントー Linytog=いなずま列車 
父・インディペンデンスホール 母・エマニュエルプリンセス 毛色・黒鹿毛 牡・2歳
生産者・ウインスターファーム(米国)
馬主・めい子さん(北斗市・七重浜)は、函新 はこしん・函館新聞社(函館市)・NCV 函館センター(函館市)・HTB 北海道テレビ(札幌市)の取材に対し、「見事にリュントー Linytogが制覇しました、函館2歳ステークスに続く連勝で、無敗を守ったことになります、次走は、新潟2歳ステークスにむかい、2歳王者の貫禄を見せつけて勝利させていこうと想い、願がっております。」とNT21=新潟テレビ21(新潟市)を通じて、話しました。

2着・ラブランズピレン Laveranz Piren=スウェーデン・ストックホルムを中心に走った往年の列車
父・ロードカナロア 母・ワニシノユメ 毛色・鹿毛 牡・2歳
生産者・三嶋牧場(浦河)
馬主・加奈さん(江別市・野幌)は、道新 どうしん 北海道新聞社(札幌市)・HBC 北海道放送(札幌市)の取材に対し、「ラブランズピレンが制覇しようとしたのに、最後の直線300mでリュントーにかわされ、2着に終わった、本当にくやしいわ、次走は巻き返してラブランズピレンが決着をつけて勝利させてやります。」と、BSN 新潟放送(新潟市)を通じて話しました。

3着・ナカノカゲマサ Nakano Kagemasa=中野 東京都の地区名+遠山左衛門景正より
父・マスターフェンサー 母・ヒステリッククイーン 毛色・青鹿毛 牡・2歳
生産者・様似共栄牧場(様似)
馬主・博一さんは、室蘭民報(室蘭市)の取材に応じたのに対し「以外にも3着に入った、次走は勝利させて行きたい。」新潟日報(新潟市)を通じて話しました。
3着・ベニニッレ Benire=ノルウェーを走る列車 
父・ルックストゥキル 母・ヒロオジョウオー 毛色・青鹿毛 牝・2歳
生産者・フォレブルー(青森)
馬主・秀子さん(小樽市)は坂の上新聞社(同市)の取材に対し「ベニニッレ 惜しくも4着で競争を終えたが、青森県産の馬では最高の成績になった、次走は万全の態勢で勝負に挑みたい。」と、新潟日報(新潟市)を通じて話しました。
5着・ビエイコーン BIEI CORN=美瑛トウモロコシ(美瑛町の名産品)
父・アニマルキングダム 母・ナカフラノクイーン 毛色・青鹿毛 牡・2歳
生産者・本桐牧場(新ひだか)
馬主・康秀さん(上川郡・美瑛町)は、びえい新聞社(同町)の取材に対し、「ビエイコーンは、5着と惜しかったようですが、良く健闘しました、次走は必ず勝利させます。」と話しました。

ダリア賞の表彰式が行われ、1着のリュントー Linytog=いなずま列車の馬主・めい子さん(北斗市・七重浜)に賞金が贈られたほか、関係者にも贈られました。

口どり式と呼ばれる、記念撮影式では、リュントー Linytogの勝利を祝うかのように、いなないていました。
「Neigh!」

口どり式と呼ばれる、記念撮影が終わり、ダリア賞の表彰式が終わりました。

新潟競馬場を後に豊栄駅から、JR東日本・白新線で新潟へ移動し、新潟交通バスで万代バスセンターへ、ここで日本海の海の幸(南蛮エビ・鯛・イカ・鰤 いずれも、お刺身用)の土産を購入、宅配便で七重浜の自宅へ発送の形で送りました。

笹団子と呼ばれる、和菓子をたくさん買い込んで、新潟交通バスで新潟駅に戻った、めい子さんらは、上越新幹線「とき」(E2系1000番台)で、大宮へ移動し、大宮で東北・北海道新幹線「はやぶさ」(E5系・H5系)に乗り継いで、木古内(上磯郡・木古内町)まで乗車し、道南いさりび鉄道・道南いさりび鉄道線 普通列車(キハ40形1700番台・ワンマンカー)で七重浜にて下車、帰路に着きました。
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